
「B層」にこーいう本を読ませるには?
B層とは、
「小泉内閣支持基盤」「主婦層&子供を中心」「シルバー層」「具体的なことはわからないが、小泉総理のキャラクターを支持する層」
というIQが低い人のことです。
こーいう本を読むべきなのはB層だと思うのですが、B層は本を読まない人が多い。
B層に読ませるにはどうするの。
B層は読んでもわからないか?
だから官僚のやりたい放題になる。
B層にもわかるやうに書いてほしい。
こーいう本はB層に「フリー」で配るべき。
そうしないと日本の未来は、無い、か?
実現方法が必要
大前氏は、「以前から私はこのことを指摘・提言してきた」と繰り返し言うが、
重要なことは、それをどうやって実現させるかである。
文字通り集団IQが低いのだから、それにあわせた方法をとらなければならない。
例えば、英語・IT・ファイナンスがどのように役に立つのか、わかりやすく実践的に説く必要がある。
※例
・英語:世界に日本製品を売っていくには、必要。出世に必須。
・IT:企業競争力はITの果たす役割が大きく、詳しければ高給をとれるかもしれない
・ファイナンス:老人になった頃にはまともな年金が払われないので、運用する必要がある
幕末・戦後など、本当に国の危機になったときは、なんとかなっている国なので、
国債が支払い不能にでもなったら、人物があらわれてくるかもしれない。
私自信、大前氏から多くのことを学んできたが、それでも不満はある。
■教養は不要
古来日本には長い知的伝統があり、それこそ、幕末の頃は陽明学の影響を受けた人材が多く出て、
日本を危機から救った。そうした教養・哲学は、西洋よりもレベルが高いところもあり、
日本人自身がそれを思い出すべきである。
また、まず儲けて、そこから社会貢献をしていくのは、二宮金次郎の方が大先達である。
■英語・IT・ファイナンス
これだけでは、実際のものの考え方とは無縁である。西洋も哲学の伝統の上にたっており、
「IT・株好きのアメリカ人」のようになっても、困る。勘違いしている人が多いが、
日本は製品の輸出で食ってきた国であり、内需・サービス化なんて言っても、
製品輸出のおこぼれをあずかってきただけである。あえていうと、モノづくりだけが日本の強み
ということを忘れてはいけない。未だに世界2位の経済大国であるのは、製品の優秀性の
おかげである。ゆとり教育で育てられた世代がものづくりを担う頃が本当に恐ろしい。
■教育の方針
考える力をつけることは賛成だが、少し漠然としている。潜在力を引き出すことは容易ではなく、
内面のエネルギーを引き出すための理論と忍耐が必要。このことは1ミリたりとも官僚は理解して
いないので、その啓蒙からやらなくてはならない。これができれば、世界から尊敬される明治の
頃の日本に戻れるかもしれない。
以上
2009年現在の「日本」というシステムを理解する道標として好適
本書は、多国間に渡る活躍で鍛えられた著者の鳥瞰的な視点から、今の日本が置かれている状況を分析したものを、平易さを重視した文面で紹介したものだ。
その要旨を書くと、著者から見た現在の日本というシステムは、時代についていけないものに堕ちていること、また、日本人の思考において「悪貨は良貨を駆逐する」現象が起こっていて、あまつさえ、それを自覚すらしない人が多すぎることが、この国の置かれている状況を悪くしている、となる。特に、それらを裏方で支える各種制度の惨状は強調されている。その部分では、偏差値が未だ幅をきかせている子どもの学力評価のありかたや、質の低下が著しい国内ニュースメディアの現状を憂いている方にとっては、頷けるものが多いと思う。後半では、金融や教育の分野で、著者なりの対応策が提示されている。が、これを見る限り、著者はこれらの分野は少し不得手のようだ。誰でも、専門外の分野は疎いのだ。
それも含めて総括すると、本書は、日本社会のクリエーターである現役の大人に良い示唆を与える素材に富む良書ではあるのだが、あくまでも、著者の視点から書かれているため、補足や修正を加え、自分なりの考えを構築しながら本書に向かうのがよいと考える。
もっとも、読後、その「素材」をどう生かすかは、読者次第だ。
大前研一のいうとおりなのではあるけれど
自分を含めてだが、バカだなーと思うことがある。
新社会人だった頃、30歳といえば、しっかりした分別のある大人で、40歳といえば重みのあるし、威厳のある存在だった。何かしらの責任感もいつも背負っている雰囲気だった。
それが、だ。自分を含めて、昨今の大人は持っていない人が多い。大人がそうなのだから、若者はもっとバカっぽい。
なんて、ことを太古の昔から、人は続けていたのだろうが、この大前研一も同じか?
そう思って、その確認のために読み始めてみたのだが、良い意味で裏切られたのである。
サブタイトルに「そうだ!ぼくはユニークな生き方をしよう!!」とあるように、「日本人はバカでどうしようもない」というような、自分だけは賢いがなんと大衆のバカなことよ、といった、エリート意識はなく、素直な感情を吐露しているようで、ホントは叱咤激励はおろか、これだけ言って分からなかったら、あんたはダメだ、衰退するだけだと怒られているのにもかかわらず、「そうか、こんなからくりがあったんだ」と感心して読み終えてしまった。
大前研一のいうとおりなのだが、ぼくみたいなしょぼい人間は、乗り越えられない。
乗り越えられないまでも、一歩這い上っていきたいというのが率直な読後感だ。
大前本の中でも読み応えがある部類
大前研一は多作なので、どうしても内容のダブりがある。
また多作ゆえに明らかに書き流しているものもある。
雑誌の連載をまとめたものは、ダブりや書き流しが目につく。
だが、この本は力作で、著者が時間をかけて書いた部類に入るだろう。
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