資本主義はなぜ自壊したのか 「日本」再生への提言 書籍通販

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資本主義はなぜ自壊したのか 「日本」再生への提言

資本主義はなぜ自壊したのか 「日本」再生への提言

アマゾンカスタマーレビュー

今ごろ言われてもなあ

なぜ転向したのか、
学者としての良心がこの書を書かせたとは
僕にはとても思えない。

言い訳に終始する姿はなんだが哀れである。

再確認

 賛否両論さまざま出ているけど、議論が大雑把な分、自分としては一気に読めました。
最初から専門書として手に取ったわけじゃないし、面白かったですよ。
資本主義とそのグローバリゼーションが持っている深刻な問題は三つあると考えてきた
けど、それを再確認できました。
 ひとつは、すべてが世界基準のマネーに換算されてしまうことによる貧困・飢餓の創出。
自給自足では現金を手にできないために医療や教育を受ける機会を奪われる貧困が生まれ
るという問題。この本で紹介されるブータンやキューバじゃないけれど、参加したくない
ゲームには参加しない権利があってもいいんじゃないだろうか?
これと関連して自己責任と自由競争の不平等もある。歴史的に、みたいな長い目で見れば
富は移転していく可能性はあるけれど、人ひとりの一生の間に挽回できないような大きな
格差は是正する努力が必要だと思う。
 二番目は、やっぱり経済学の外部性の問題。自然環境や文化を価値換算できず、タダ乗
りしてるのが今の経済だし森や海を「開発しない」というコストを払い続けてきた周辺の
ひとたちに報いるシステムってないものだろうか?
 そして一番問題なのが、現代のイデオロギー「経済学」が規定する「ホモ・エコノミク
ス」としての生き方・価値観の強制。やれやれ、ですよ。
 著者のような影響力のあるひとが転向してくれたのは歓迎していいんじゃないかな。

この人は何者?

トンデモ学者から御用学者になり、実は似非学者でしたとカミングアウトして本を売り、ちゃっかり儲けるというシナリオが行間からにじみ出てくる名著。
金融危機、グローバリゼーション、マクロ経済関連についてこの一年に読んだ中では最低レベルの内容だが、著者自身は転向前よりも飛躍的に賢くなった模様で、自信ありげなのが頼もしい。
一方、これで自分の名前をドブから拾い上げて、肥え溜めに捨てた訳なので、日本経済同様、著者自身が再生できるかも気になる。
次回作は、『資本主義とは自著が売れることなり』というのはどうでしょうか?
こんなものをハードカバーで出版してしまった編集者の懺悔も適当に入れてみると更に売れるかも。
こうやって読者を裏切りつつ構造不況脱出、という不可能に挑戦する出版業界の勇気に心が熱くなる一冊です。

文庫本でよかったのではないか

最近、「日本人論」を語る本が多く出版されているように思える。

「国家の品格」からそれに拍車がかかったのだろうか。歴史的な日本人論を新・歴史の真実―混迷する世界の救世主ニッポン (講談社プラスアルファ文庫)とするなら、この本は経済的な日本人論であろう。

「一神教の時代は終わった、これからは多神教を掲げる日本の時代だ」「グローバル資本主義を改め、もっと人々の生活保障を重視しなければならない」というのが、最近出ている日本人論の大まかな主張だろう。

今更日本企業の長所や一億総中流などを礼賛したところで、今の日本ではそれらが破綻していることは目に見えているのに、それを懐かしむのはただの懐古主義ではないのか。確かにセーフティネットの整備は必要であろう。だが、自由主義⇒ケインズ主義or社会主義⇒新自由主義と、経済の主流はコロコロ変わっている。また福祉国家に逆戻りする気なのだろうか。この人は。

懺悔したければ勝手にどうぞ。でも、ハードカバーで装丁を固めるほど立派な内容ではないので、文庫本で出して欲しかった。

新資本主義がもたらしたもの

この本はかなり批判されているが、私は大変興味深く読めた。経済を知らない人にもわかりやすく現在の状況を説明している。一方的な浅はかな説、筆者の貞節な気変節とかただただ批判するのではなく、これも一つの意見として聴くべきである。現在の状況に不安を感じてない人はいない。貧困は自己責任であり、努力が足りないとか言うが、ではこの金融危機を引き起こした強欲な人、無策であった政府は責任をとったであろうか?弱者を切り捨てるための言い訳に過ぎない。グローバル資本主義が閉鎖された硬直した社会を活性化させたことは確かであるが、同時に経済の不安定化、所得格差の拡大、そして地球環境破壊をもたらしたことも事実であろう。子供たちの心の中にもお金が一番という考えが占め始めている。「ぼろは着てても心は錦」なんて言葉は死語になってしまっている。ほとんどの人が人心の荒廃を感じているのではないだろうか。だからといって「昔は良かった」と言うつもりはまったくない。日本の文化と伝統の良き点悪い点を再認識して、良き点を守りつつ弱者を切り捨てない社会を作ろうという作者の意見は、尤もなことであり、情緒的感傷に過ぎないと批判するのは当たらない。

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