
イーストウッドが登場する。贖罪の念をいかにはらすのか・・・
文句なく老いたアメリカ人。
昔、アジアで人を殺してしまった男。
贖罪にかられながら懸命に生きてきた。
彼が自己の死を悟り、どう若者に希望をたくするか。
みごとな作品となっている。
感動する。
う〜ん…ちょっと微妙。
イーストウッド監督の作品は好きで、こないだも、チェンジリングにすごい衝撃を受けました。
でも、これはイーストウッド監督にしては、ちょっと微妙…
タイトルにまでなってる、グラントリノの存在感があまり感じられなかった。主人公と少年にとってのグラントリノがどれ程大きいな存在なのかがあまり描かれてなかったのが1番微妙と思った原因です。
また、偏屈な主人公が少年と心を通わせる過程があまり丁寧じゃなかった気が。。
そこはもっとしっかり描いて欲しかったです。
全体的に登場人物の描写が感じられなかったためかあまり感情移入できなかったです。
テーマやストーリーはなかなか良かったです。
やっぱ、男やね。
今回のイーストウッドは、朝鮮戦争の勲章軍人。
戦後は、おそらく、自動車工場で働き、退職後はちょっとした配管の修理なんかして、日銭を稼いでいる。
そんな彼こそ、古き良きアメリカ人。
ヒップでホップな超軽るアメリカ人を見てもツバをペッ。
それにも加えて中西部に増えてきたアジア人を見て、ツバをペッ。
なんで白人のこの世の中に、異物としか言いようのないアジア野郎が入ってきているんだかと眉をしかめる。
そして、言うのが「グックス」とか「イエロー」。
そんな彼が愛するのは、美しきアメ車「グランド・トリノ」。
そのグランドトリノをお隣の「グックス」がかっぱらいに来たのだから、彼の心に炎がつかないはずがない。
そう、燃えちゃうんです。ボーっと。
しかし、そんな彼、少しずつ、グックスたちの心通わすようになるんですね。
そのあたりからは本作品をご自分の目で見てご確認を。
警察には頼らない。
正しいことは自分やる。
そんな草の根ヒーロー。
やっぱり、そこがイーストウッド。
どこか一徹なその生き様に心を打たれます。
これこそ、アメリカの良心ってやつなんでしょうか。
事なかれになりつつある今の世を小さい自分の力で変えようとする、そして、次の世代にバトンタッチしようする彼の強い生き様から感動しない人なんていないのではないでしょうか。
というわけで、このような評価となりました。
閉ざした心を開いていく過程
人との交流を通して、閉ざした心を
開いていく人の過程を描いた作品。
主人公ウォルトは、心の深い部分には、
家族でさえ入らせない。
戦争の後遺症か、それ以前の問題か。
自分でも何となく、わかっているのだろうが、
あえて見ないようにしているように感じる。
従軍した朝鮮戦争での経験を
ふんだんに使って防御する。
ただ、隣人でアジア系のモン族一家,
とりわけ少女スーだけは、
あっさり心の中に入り込む。
彼はスーに何を見たのだろうか?。
個人ではなく、一族全体を一つとして
考える部分だろうか。
スーの弟で内気なタオには、心を開かない
自分自身を重ねたのだろう。
タオへの異常なほどの入れ込みは、
自分と正面から向き合っているように見える。
結果として生まれる悲劇。
暗闇で見せる彼の涙の意味は重いと思う。
彼は不良達に何を見たのか。
スーとは反対に、自分本位の、
心を見せないようにしてきた自身かもしれない。
イーストウッド最高
色々な映画見てて思うのですがアジア系の役者が出てるアメリカ映画ってどの作品もアメリカ系の役者とアジア系の役者の演技がどうしても噛み合って無い様に思えて違和感を感じてしまいます、正直言っちゃいますと当作品もアジア系の役者達の演技がちょっと・・・まあこればっかりはどうしようも無いと思いますが
そこら辺の配役がもう少し違えばもの凄い超名作になったと思います
勿論今のままでもかなりの名作ですが
イーストウッドの演技は集大成と言うに相応しい本当素晴らしい演技でした
最後の散り様も切なくしかも超格好良い・・・この演技の前では何かどんな言葉も安っぽくなってしまい上手く説明できません
とにかく見てくれ!
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